旦那は逮捕で不在です。

逮捕じゃなくても大抵不在です。リアルな日常を毎日更新中です。

留置場に差入れをする方法

私が思う差入れの極意

今日は、旦那に本の差し入れの為警察署へ。

張り切って朝一に到着したにもかかわらず、外来者専用駐車場が満車。

しぶしぶ近くのコインパーキングへ。20分100円ですって、これはなんとしても20分以内に戻ってきてやる!と意気込んで警察署へ向かいました。

 

普段は正面からしか見たことが無かった警察署、別の方向から見るとあることに気がつきました。

 

やけに防犯カメラが設置されている壁がある。

分かりやすいでかいやつ。その数5台。

 

 

その壁の窓を良く見ると、ところどころ窓が数センチ開いていて、その隙間から鉄格子が見えました。

鉄格子の隙間に更に網戸みたいな細かい格子…

 

もしかしてこれが留置場?

 

隙間を開けているのは換気のため?

(こんなところにもコロナウイルスの影響が?)

そう言えば、コロナビールの売り上げに影響とかでてるのかな。

 

そして、やはりこの疑問が頭に浮かびます。

 

ここで彼の名前を大声で叫んだら、聞こえるのだろうか?

 

本当に叫んだ人いそうだな...

 

 

そこで、パーキング代が20分100円なのを思い出し、叫ぶのは早々に諦め足早に警察署の入り口へ向かいました。

 

 

差し入れの受付場所は、割と警察署の中でも奥まったところにあって、関係者以外立ち入り禁止の看板のその先進み、刑事○課とか、遺失物倉庫とかの前を通ります。

たまに気持ちだけは遺失物倉庫に侵入したくなりますが、私だって大人なのでそこは我慢。

 

毎回関係者以外立ち入り禁止のその先に入る時、私って関係者で良いのかな?と思うけど堂々と通って何も言われないので、関係者ってことで良さそうです。

 

そして、なんだか毎回悪の巣窟に潜入している気分になる(国民を守る為に日々働いている警察のみなさん、悪の巣窟なんて言ってすみません。あくまでも私が勝手にそんな気分になるという例えです。)

 

警察署によって対応は変わると思いますが、旦那が留置されている警察署では本の差し入れは1日2名まで各3冊までという決まりがあって、所定に用紙に必要事項を記入して必要箇所に押印すると、本カバーは外されているか、紐などはついていないか、タイトルの確認や中に書き込みが無いかどうかをチェックしもらいます。

 

※ちなみ差入れは誰でも可能で、レターパック等で郵送も可能です。 

 

先に何人か受付待ちの人がいると、自分の順番を待つ間に中々興味深い人間模様が見えたり、差し入れの本の題名でその人の心理状況が見えたりします。

大体は疲れ果てた感じの両親か、金髪スリッパの若い女性(ちらっとタトゥー率高し、たまに子連れ)

 

世の中の暗い部分を見ているような気分になるし、警察官って毎日犯罪者相手に世の中の闇を見て、病まないのか心配になります。

 

そんな私も社会の闇の当事者ってのが一番笑えるんだけど。

 

出口に向かう途中、何人かの警察官にすれ違いざま会釈をされる。

なんの会釈?

って思うけど、私も何かを察した感じで会釈を返す。

何も察していないのに。

 

差し入れの極意。

それはきちんとした服装で行くこと。

身なりをきちんと堂々としているだけでかなりスムーズに差し入れができる気がします。

 

この記事を読んでいていて初めての差し入れにいく方は是非参考にしていただければ…

 

いるかな?

 

 

そして、駐車料金は100円でしたよ。