旦那は逮捕で不在です。

逮捕じゃなくても大抵不在です。リアルな日常を毎日更新中です。

旦那が留置場から帰ってきて。

本が増えた。

 

これでも半分の量です。

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たくさんの方が毎日のように差入れして下さったんですね。

 

遠方から郵送での差入れもありました。

本当につくづく、旦那は皆んな人に好かれてるんだなと思います。

 

私も最後にちょっと意地悪して

こんな本を差し入れしました。

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読んだか聞いてみると…

 

「とても良い本だったけど、俺にはまだ読む時期が早すぎた。大人になってからちゃんと読む。」

 

ですって!!

 

だとするとあなたがちゃんと大人になる頃、子供達成人してません??

 

 

家に帰ると、私は洗濯機をフル稼働して、旦那が持ち帰った衣服を一気に洗濯。

 

本の裏表紙に留置場で糊で貼られた閲覧許可の紙って、スチームアイロンを使うと綺麗に剥がせるんですね。

 

って事で本棚の整理にも追われ。

 

そしてその間、旦那はずっとお風呂に入っていました。

 

留置場ではお風呂に入れるのは1週間に2回なので、潔癖の旦那にはそこが一番辛かったようです。

 

留置場には鏡が無いようで、久々に自分の顔を見たとも言っていました。

 

留置場で毎日300回腕立てをしたせいか、体型が逆三角形になっています(笑)

 

体重はというと

逮捕の日に無理やり測らせた体重から

1キロ減。

 

 

そこで留置場のご飯について聞いてみました。

 

「留置場のご飯ってどんな感じ??」

 

「朝ご飯は、まずこのくらいの白米だろ?」

と手で小さい子供用のお弁当箱くらいのジェスチャーをする旦那。

 

「それに、ひじき」

といって人差し指と親指でOKサインをして量を伝える旦那。

 

「そして、甘い大根」

と言って、またOKサインをして量を伝える。

 

「うん、うん、そして??」

 

「ん?終わり。」

 

え?

あ、留置場の朝食にそんな贅沢言ってられないもんね!そんな感じよね。

 

私「じゃあ、お昼はどんな感じなの??」

 

「このくらいの白米だろ?それに、ひじき、甘い大根」

 

「…??」

 

私「え?じゃあ、夕ご飯は??」

 

「このくらいの白米だろ〜?そして、ひじき、甘ぁ〜〜い大根」

 

そこまで聞いて吹き出してしまいました。

 

もう、ここまで来たら、甘い大根がどんな味なのか逆にすごく気になる!!(笑)

 

ちなみに、このメニューは永遠とローテーションで変わる事なく続いたです。

 

ですが!

 

「自弁」と言って自分で指定された弁当を所持金から自費で注文する事が可能です。

 

旦那は一度やると引っ込みがつかなくなって、同じ房(檻?)で自弁を買えない人に毎日三食奢っていたそう。

 

まさに、旦那らしいや…

 

その自弁も決して美味しいわけでは無いそうですが、留置場によっては食事が警察の食堂と同じものを出してくれて美味しいところもあったり、逆に具なしおにぎりと、薄められた味噌汁のようなものだけ。という事もあるようですね。

 

もう、こればかりはどこの警察署に捕まったかに大きく左右されます。

 

これも全て税金で賄われているので、贅沢言うこと自体間違ってますけどね!!!